埼玉県は11月12日午後1時から、大宮ソニックシティビル9階906会議室で「令和7年度埼玉県優秀建設工事施工者表彰式」を開催した。埼玉県建設資材県産品フェア2025と同時開催。
今回は、令和6年度に完了した県発注工事約2400件の中から、対象工事を優秀な成績で完了させるとともにそのほかの工事全般で評価が高い優秀賞10工事の施工者、対象工事を優秀な成績で完了させた特別奨励賞10工事の施工者を選出した。大野知事がそれぞれに表彰状を手渡した。なお、受賞20工事のうち、土木工事部門の全14工事、建築部門の全2工事−合計16工事が当協会会員企業の施工によるもの。
大野知事は、「受賞した皆さんの卓越した技術、熱意に心からの敬意、感謝を申し上げる。建設業界は、人手不足、働き方改革への対応などの課題を抱えている。県は、皆さんの取組を支援していくので、手を携えて課題を乗り越えていきたい。引き続き、インフラの整備・管理、災害等の緊急時における復旧などにご協力をいただきたい」と挨拶した。
来賓として出席した当協会の小川会長は、「知事表彰は高い工事品質確保への意欲を一層高めるインセンティブとなっている。本日の受賞は、会社を挙げて、技術力の向上と施工管理、品質管理に取り組んだ努力の賜物と、心からお祝いを申し上げる。今後は、週休2日制導入など働き方改革を着実に進めるとともに、さらなる生産性の向上を進めていくことが求められる。そのためには、経営基盤を一層強化するとともに、魅力ある産業としていく必要がある。公共工事の関係者の皆様には、引き続き公共事業予算の確保とともに、県内企業の受注機会のさらなる拡大をお願いする。協会会員企業は、今後とも県民の安心・安全を守るという社会的責務を果たしていく決意なので、引き続きの指導・支援をお願いする」、伊田埼玉県建設産業団体連合会会長(当協会常任顧問)は、「建設業の諸課題に取り組み、時代の流れに適用することで、次世代にとって魅力のある建設業となるようご協力をお願いする」と祝辞を述べた。
受賞者を代表して、金杉建設の吉川代表は、「より魅力ある業界となり、次世代につなげていくため、全力で諸課題に取り組む」と謝辞を述べた。
受賞した会員企業と対象工事は次のとおり。
【優秀賞】
土木工事部門
◎金杉建設=総選除)5古第301号古利根堰耐震補強工事
◎島田建設工業=総A除)河川改修工事(芝川第一調節池右岸排水機場本体工)
◎中原建設=総I除)交付金(河川)工事(与野中央公園調節池護岸工その1)
◎秩父土建=(ゼロ債務)社資(街路)工事(中町工区その2)
◎草加建設=総I除)3032社資交付金(河川)工事(鋼矢板護岸更新工)
◎島村工業・丸正サンキョー特定建設工事共同企業体=総選除)022水整第705号大久保浄水場西部系中間塩素混和池築造・管廊内高度配管布設その1工事
◎小川工業・星野組特定建設工事共同企業体=総選除)5久喜−14号調整池地盤改良工事
建築工事部門
◎島村工業=総A除)03県住大宮植竹団地第2工区建築その他工事
【特別奨励賞】
土木工事部門
◎伊田テクノス=(ゼロ債務)総選除)社資(改築)工事((仮称)久保田橋架設工)
◎サンセイ磯田建設=社資(橋りょう維持)工事(横瀬橋耐震補強工その2)
◎日新テクノ=河川改修(水辺)工事(貯砂堰堤工その3)
◎内藤建設工業=総地加)社資(急傾斜地)工事(渡瀬落石予防工)
◎真下建設=社資(改築)工事(その10)
◎小川工業=総選除)社資(橋りょう整備)工事(和田橋函渠工)
◎ユーディケー=右岸流域柳瀬川幹線人孔改築工事
建築工事部門
◎秋山建設=24熊谷高等技術専門校秩父分校外部ほか改修工事
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| 受賞者と協会支部長らで | 金杉建設が受賞者代表挨拶 |
「埼玉県建設資材県産品フェア2025」が、埼玉県建設資材県産品フェア実行委員会と埼玉県との共催により11月12日・13日の両日、大宮ソニックシティの第1〜5展示場で開催され、47社・7団体と県の3課所が出展した。オンラインでも同時開催された。
12日9時30分から開催された開会式では、実行委員会の河合真邦委員長(前田道路北関東支店製品部副部長)が「今回は21回目の開催となる。建設が県民の暮らしを支えていることを誇りに思う。県産品を見て触り、説明を聞いてほしい」と挨拶した。また、埼玉県を代表して県土整備部の加来卓三副部長は、実行委員会やスタッフの労をねぎらうとともに「良質な県産品がさらに利用されるよう、埼玉県の公共工事において積極的な利用促進に努める」と述べた。
来賓として出席した当協会の小川会長は、「今年は例年にも増して試練の年となった。八潮市で発生した道路陥没事故は、改めて老朽化対策の必要性を認識させられた。全国では豪雨災害に見舞われ、記録的な猛暑が続いた。改めて事故や自然の脅威を痛感した方も多いのではないか。このような状況下においても、我々地域の建設業は、地域の守り手として、より安全で安心な社会基盤の整備に貢献するとともに、災害時には、復旧・復興に全力を尽くしてきた。今回の建設資材県産品フェアは、そうした我々建設業界の取り組みの一端を皆様にご紹介する場として、また、県産品の魅力を再発見し、地域の活性化に繋げる機会として、大変意義深いものと考えている。こうした優れた製品・技術を積極的に採用いただければ、社会基盤の更なる安心・安全の向上につながるとともに、県内経済の活性化にも貢献できるものと考える。建設業協会としても、今後も、県産品の利用促進に努めるとともに、技術革新を進め、より安全で安心な社会の実現を目指していく。フェアが、皆様にとって、新たな発見や出会い、そして地域の活性化につながることを心より願う」と挨拶した。
当協会員では、初雁興業が、池水を抜かず浚渫を行え、排出された用土を再利用できる「生態系保全型底泥資源化システム」を、中原建設・鹿島道路共同企業体 川口アスコンが、再生骨材他原材料のすべてを副産物で構成した防草材「100%リサイクル安定処理路盤材」を出展した。
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| 多くの人が訪れた | 挨拶する小川会長 |
11月14日の県民の日(県庁オープンデー)において、当協会は建設業の役割や協会事業を紹介したコーナーを埼玉県庁敷地内に設け、県民にアピールした。
当日は建機の試乗体験が行われたほか、建設産業のPRグッズとパンフレットを配布し、建設業の重要性を伝えた。午前10時から午後4時まで途切れることなく子供たちの列が続いた。
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埼玉県さいたま県土整備事務所が主催、当協会さいたま支部が協賛し、土木の日のCCIイベントとして「はたらくくるまの広場」が11月17日午前10時から、さいたま県土整備事務所南駐車場で開催された。浦和つくし幼稚園の園児117名を招待した。協会員(賛助会員含む)19社の66名と協力会社が準備や誘導などにあたった。
このイベントは、建設業のイメージアップのほかに、未来を担う子供たちにモノづくりを見て、触れて、体験してもらうことで、その面白さを伝えるとともに、父兄などに建設業が地域の安全安心の下支えに貢献していることを理解してもらうことを目的に開催している。島田支部長は、「怪我に気を付けて、楽しんでもらいたい」と挨拶した。落合事務所長は、「川や道路をつくっている大きな機械に乗れる。大人の注意を聞いて、楽しんでください」と呼び掛けた。
広場にはさいたま支部の会員会社と協力会社が建設機械などを用意。6グループに分かれて各ブース(コーナー)を巡った。ブルドーザー、バックホウ、高所作業車を試乗。ふれあいコーナー、ラジコン広場で遊びながら学んだ。舗装や測量、河川流水の実験コーナーでは工事の流れなどの説明を受けた。園児は、初めて触れる建設機械の大きさや、高所作業車の高さに歓声を上げた。
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当協会と建設マニフェスト販売センターの主催(建設六団体副産物対策協議会共催)で、令和7年度建設廃棄物適正処理講習会〈実務者向けの基本的な内容〉が令和7年11月18日午後1時から、建産連研修センター大ホールで開催され、約60名が参加した。建設廃棄物の更なる適正処理の推進を目的として、廃棄物処理法を含め、法令順守を広く個々の企業に促すための講習会。
第1部では、「環境関連法体系と建設廃棄物及び排出事業者責任について」、第2部では、「発生土に係る法規の改正について、建設リサイクル法について及び廃棄物の委託処理について」、第3部では「建設系マニフェストによる管理について」と題して講演が行われた。
受講者には土木CPDS(4ユニット)、建築CPD(3時間)が付与される。
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