一般社団法人埼玉県建設業協会

トピックス 2025年10月号

埼玉県議団に
入札制度など3項目を要望

 当協会は、8月29日に県議会の無所属県民会議と民主フォーラムに、9月8日に自由民主党県議会団に、9月18日に公明党議員団に対して、「令和8年度埼玉県への施策並びに予算編成に対する要望書」を手渡すとともに、意見交換(ヒアリング)を行った。
 小川会長、島村副会長、山科専務らが参加。当協会から大項目として、「公共事業予算の増額確保と県内(管内)業者の受注の拡大について」「働き方改革の推進について」「入札制度の見直しについて」の3点を要望した。
 小川会長は、「良好な社会資本の担い手であり、地域の安全・安心の守り手であるとともに、地域の経済・雇用を支え、地域の一員として社会貢献などを行う責務を有する地域建設業が、持続的にその社会的使命を果たしていくためには、健全で安定した経営環境が求められる。そのためには、安定的した事業量の確保や、生産性の向上などによる働き方改革と処遇改善など、さまざまな課題を克服していく必要がある。現状を理解していただき、特段の配慮をお願いする」とし、各項目の詳細を説明した。各県議団は、各要望に一定の理解を示すとともに、地元建設業の現状把握に努めた。

無所属県民会議 民主フォーラム
自由民主党県議会団 公明党議員団

県立高校生はたらく魅力実感講座
県教育局と連携し初開催

 当協会は、8月19日に埼玉県教育局と連携して、「県立高校生はたらく魅力実感講座〜建設業の世界を知ろう!〜」を開催した。建設系学科以外の県内高校生に対し建設業を紹介する講座で、初の試み。高校からは、埼玉県立滑川総合高校ラグビー部部員32名と顧問、保護者などが午前中の講座から参加。午後の現場見学には、県議会公明党議員団に加え、県教育局職員、民間の求人支援企業、報道機関など、61名が参加した。当協会からは、山科専務、北村業務部長が参加した。
 北村業務部長が趣旨説明し、「建設業は安全安心な社会の形成に貢献している。その魅力を理解し、就職時の選択肢としてもらいたい」と呼び掛けた。その後、9時30分から昼過ぎまでは、埼玉建産連研修センター200会議室での座学を実施。午前中は、スポーツを通じた「新たな学びの場」創出を目指し、オンライン事業、教材開発などを行う企業のSTEAM Sports Laboratoryの山羽教文代表が、「チームビルディング研修」を実施。チームづくりを学ぶことにより、自己認識や他者尊重、目標設定、コミュニケーション等のライフスキルを学んだ。
 また、SMBCコンシューマーファイナンス社会的価値創造推進部金融経済教育グループ(東京)の鈴木裕子氏は、「ライフ&マネー講座」を実施。若者に必要なお金に関する知識を伝えた。
 昼食を挟み、午後1時からは、ユーディケー人事部の門倉和也人事課長が「建設業の魅力」を講義。建設業の仕事内容、新3Kへの取組などを伝えた。 その後、荒川第二調節池の建設現場に移動し、関東地方整備局荒川調節池工事事務所の協力により、現場見学を実施。求人支援企業のウィナーズの協力により埼玉パナソニックワイルドナイツ所属で日本代表の坂手淳史選手も同行した。現地では、第二排水門(飛島建設施工)、ゲート設備(IHIインフラ建設施工)、池内水路(ユーディケー施工)で説明を受けた。現場の測量をドローンが空撮で行う作業など、最新のDXが活用される建設現場が紹介された。

チームビルディング研修

東日本建設業保証
フォローアップ研修実施

 東日本建設業保証による「入職後フォローアップ研修(令和7年度)」講座(埼玉会場)が、9月2日午前10時からTKP大宮ビジネスセンターで開催された。埼玉、東京、群馬の協会から31名が参加。このうち、当協会の会員企業からは、17名が参加した。
 都県建設業協会の担い手確保・育成などの取組を後押しするもの。受講対象者は、会員企業に勤務する入社3年目程度の社員。講座の目的は、@同年代同士の連帯感を養い、離職防止を図るA建設業に従事する者として抱える問題、解決策等の意見交換B指導の基本、良い指導者の条件を学ぶ。
 東日本建設業保証の繻エ支店長が挨拶した後、講義を開始。講師は全国建設産業教育訓練協会富士教育訓練センターの花輪孝樹氏。午前中は『人間力向上にむけて』をテーマに、社会人としてのより良い自分づくりに向けて、リーダーとしての役割、リーダーとして求められる能力を説き、スピーチの基本を学んだ。午後は、『コミュニケーション能力の向上と実践』として、交流からの自己啓発をテーマに、職場のコミュニケーション、他己アドバイス、グループ交流を解説・指導した。講義後、研修レポートなどを作成した。

花輪講師が講義

延べ427人が挑戦
令和7年度(上期)建設業経理検定試験

 令和7年度(上期)建設業経理検定試験が9月7日に、東洋大学朝霞キャンパスで行われた。
 受験申込者は延べ696人で、このうち受験者は延べ425人。受験率は61%。受験科目別の受験者の内訳は、1級財務諸表に60人、1級財務分析に43人、1級原価計算に54人、2級に270人。
 この検定試験は、建設業振興基金が各都道府県建設業協会などに委託して全国一斉に実施したもの。協会職員と埼玉県建設産業団体連合会職員、外部派遣のスタッフが試験監督などに当たった。


一人KY推進運動
第52回埼玉県建設業労働災害防止大会

 建設業労働災害防止協会埼玉県支部(首藤和彦支部長)は9月18日午後1時30分から、埼玉会館で建設業労働災害防止協会本部の後援による第52回埼玉県建設業労働災害防止大会−一人KY推進運動埼玉の集い−を開き、安全優良事業場賞や個人・職長賞などで9社・17人を表彰するとともに、「安全の誓い」を宣言した。
 大会には、埼玉労働局、埼玉県県土整備部、当協会などの来賓のほか、県内建設業の安全衛生担当者らが参加。安全行動推進に功績があった事業場・個人を顕彰するとともに、安全の誓いで今後の安全行動推進方針を確認。安全講話と記念講演などで安全確保の方法を学んだ。
 開会に先立ち挨拶に立った首藤支部長は、「本年においても、猛暑が続いているところであり、埼玉労働局長より、建設業従事者の熱中症予防対策の強化について要請をいただいた。当支部は、会員の皆様に熱中症対策を始めとして、『安全の確保・基本的な安全措置の徹底』に取り組むよう強くお願いした。また、国の定めた労働災害防止中期計画に基づき策定された『第9次建設業労働災害防止5か年計画』の3年目を迎え、死亡災害・休業災害の減少目標の達成に向け、各種事業を積極的に実施する。更には、支部で実施している『一人KY推進運動埼玉』の最終年度にあたる本年度も会員の皆様には本運動への積極的な取組をお願いする。建設業を取り巻く環境は、復興工事、防災・減災のためのインフラ整備など、高水準で推移する事が見込まれるものの、依然として技能労働者の不足や若年入職者の減少など、労働災害の増加要因となりうることが懸念される。そのような中、週休二日制を始め、時間外労働の上限規制等働き方改革への取組、メンタルヘルス対策の推進に対応し、労働環境を整えていかなければならない。労働災害のない、安心して働く事のできる、安全で快適な職場環境を目指し、より一層のご努力をお願いする」と呼び掛けた。
 また、来賓として片淵埼玉労働局長、埼玉県県土整備部の奥建設管理課長(吉澤部長の代読)、当協会の山科専務理事(小川会長の代読)が挨拶し、安全の重要性を説くとともに、労使一丸となった防止対策の徹底を呼び掛けた。
 表彰式では、事業場賞と個人賞の功労賞、職長賞の受賞者に対し首藤支部長から表彰状と記念品が手渡された。
 休憩を挟み第2部では、安全講話として、「建設業における労働災害防止について」と題し、埼玉労働局労働基準部の川又裕子健康安全課長が講演。「一人KY推進運動埼玉」の実施について、建災防埼玉県支部の有江道也労働災害防止活動推進委員が発表した。第3部では、三井住友海上火災保険女子柔道部の新井千鶴アドバイザーが、「たどり着いた『不動心』」と題して記念講演した。第4部では、抽選会が行われた。
 表彰された事業場と個人の受賞者は次のとおり(敬称略)。
【事業場賞】
▽シン建工業▽東洋ランテック▽ウチヤマ建設▽鈴木工務所▽瑞伸建設工業▽川村建設▽加藤建設工業▽こぐれ建設▽有隣興業
【個人賞(功労賞)】
▽安藤広之(五十鈴建設)▽高橋章(中原建設)▽小林一雄(丸和工業)▽坂田孝夫(田部井建設)▽齊田泰明(三上工務所)▽岡田聖人(山崎建設)▽中村浩之(貫井産業)▽大澤弘幸(大澤建設)▽勅使河原洋一(共和電機)
【職長賞】
▽水元敏幸(大和建設)▽花井祐司(大槻工務店)▽吉田智和(ムツミ産業)▽灰谷直樹(伊田テクノス)▽伏見和徳(清水建設)▽新尾正勝(丸嘉建設)▽三ヶ尻翔太(三建工業)▽今井裕一(高橋組)

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