一般社団法人埼玉県建設業協会

トピックス 2025年5月号

社会人の基礎を学ぶ
令和7年度新入社員研修

 令和7年度新入社員研修が4月8日から9日に、伊奈町の埼玉県県民活動総合センターで開催され、会員企業38社から124名(うち女性23名)の若者が参加した。 各日9時30分に研修会場に集合。8日9時50分からの開講式で主催者を代表し、当協会の磯田専務があいさつし、「建設産業は、人々の生活、経済活動の基盤をつくり出す重要な産業であり、重要性はさらに増している。継続的に発展していくためには若い力が必要だ。皆さんの行動は、学生時代と違い会社としての責任を負うことになる。苦しさ、つらさを乗り越えた所に仕事の喜びがある。本日の研修では、社会人としての基礎を身に着けるよう、積極的に参加してほしい」と期待を伝えた。9日の閉講式では、磯田専務が研修の成果を讃え、代表者に修了証を手渡した。
 講師は2日間にわたり富士教育訓練センター講師の花輪孝樹氏が務めた。1日目はまず、オリエンテーションで研修の心得を説き、受講での態度、集団行動の決まり事を説明した。午前中は、「社会人としての責任と義務」を講義し、信頼され、愛される社会人となるための心得を説いた。花輪講師はまず、「仕事のできる人は頭の切り替えが早い。学生気分は捨てなくてはならない」とし、紙片に「学生気分」と書き、それを丸めて捨てることで決意を促した。その後、社会人≠ノついて意見交換し、グループごとにこれを発表した。午後からは参加型で講義を進めた。挨拶の仕方など、社会人としての基本動作を説明。ビジネスマナーを実践演習し、電話対応や、敬語、文書作成の基本を学んだ。「交流から自己啓発」のグループ研修を行い、1日目を終了した。
 2日目の講義は、まず、「仕事に取組む決意」と題するグループ演習でプロ意識の確立を図った。その後、「実践話法演習」として自己表現とコミュニケーションの方法などを解説。午後の講義では、スピーチの演習を行い、実践話法の成果を確認。「他己改善と自己活性法」の講義では、社会人としてより良い自分をつくる心得を説いた。全ての講義終了後は、研修レポートとアンケートを提出した。

開講式で挨拶する磯田専務 講義する花輪講師
グループで話し合い

建設業経理事務士特別研修(4級)開催

 当協会協賛(建設業振興基金主催)による令和7年度建設業経理事務士特別研修(4級)が、4月17日から18日にかけて建産連研修センター101会議室で開催された。14人が参加。最終日に試験を実施した。合格者には4級建設業経理事務士の合格証書が交付される。
 1日目の講習は午前9時30分に開始、休憩を挟んで午後5時に終了した。2日目の講習は、午前9時30分に開始、休憩を挟んで午後2時50分に終了し、3時から4時30分まで検定試験を行った。

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