一般社団法人埼玉県建設業協会

トピックス 2024年5月号

仕事に取り組む決意
令和6年度新入社員研修

 令和6年度新入社員研修が4月9日から10日に、伊奈町の埼玉県県民活動総合センターで開催され、会員企業39社から129名(うち女性25名)の若者が参加した。
 各日9時30分に研修会場に集合。9日9時50分からの開講式で主催者を代表し、当協会の中原副会長があいさつし、「建設業は裾野が広く、奥の深いやりがいのある産業だ。一生の仕事としてキャリアを重ねてほしい」と期待を伝えた。10日の閉講式では、磯田専務が研修の成果を讃え、代表者に修了証を手渡した。
 講師は2日間にわたり富士教育訓練センター講師の花輪孝樹氏が務めた。1日目はまず、オリエンテーションで研修の心得を説き、受講での態度、集団行動の決まり事を説明。その後、講義を開始した。花輪講師はまず、「社会人としての責任と義務」と題し、新時代を切り開く人材となるには何が必要かを説いた。午後からは参加型で講義を進めた。あいさつの仕方など、社会人としての基本動作を説明。ビジネスマナーを実践演習し、電話対応や、敬語、文書作成の基本を学んだ。
 2日目の講義は、まず、「仕事に取組む決意」と題するグループ演習でプロ意識の確立を図った。その後、「実践話法演習」として自己表現とコミュニケーションの方法などを解説。午後の講義では、スピーチの演習を行い、実践話法の成果を確認。「他己改善と自己活性法」の講義では、社会人としてより良い自分をつくる心得を説いた。全ての講義終了後は、研修レポートとアンケートを提出した。

開講式で挨拶する中原副会長 講義する花輪講師
スピーチを演習する新入社員 磯田専務が修了証を手渡す

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