一般社団法人埼玉県建設業協会

トピックス 2023年2月号

大野知事が新春記念講演

 令和5年新春年詞交歓会で大野元裕埼玉県知事が『日本一暮らしやすい埼玉へ、〜新たな150年に向けた挑戦〜』と題して新春記念講演を行った。講演の内容は、ポストコロナを見据えた経済対策と新たな150年に向けての施策について。
 まず、これまでのコロナ対策を振り返るとともに、現状の対策としてエネルギー・原材料高騰等への緊急対応などを実施。ウィズコロナ、ポストコロナを見据えて強い埼玉県経済を構築するため、国・県・経済団体等の役割を明確にしながら、埼玉県全体としてビジョンを共有し、施策・事業を展開するとした。
 新たな150年に向けては、2040年を見据えて、?安全・安心の追求A誰もが輝く社会B持続可能な成長―の実現に向けて12の針路と54の分野別施策を設定し、「日本一暮らしやすい埼玉」の実現を目指す。身近な脅威となる自然災害に対しては、対応する公共事業予算を確保し流域治水対策などを推進する。「建設業は地域の守り手」としてその将来の発展を後押し。新担い手3法に基づき各種施策を展開。生産性向上に向けては、全ての建設生産プロセスで3DデータやICT等を活用することにより働き方を変革する。
 最後に「新たな150年に向け、皆様の御協力のもと、困難な課題にも果敢に挑戦してまいります」と呼び掛けた。

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