埼玉県県土整備部が令和2年度の災害復旧用応急組立橋架設講習会を1月22日午後2時から本庄市児玉町で開催。架設業者として真下建設が協力した。
県土整備部では、大規模地震や洪水などの自然災害により橋が損壊した場合に備え、速やかに道路網を復旧させることを目的として、4橋の災害復旧用応急組立橋を保有している。被災時に迅速な道路機能の復旧が図れるように応急組立橋を実際に使用した架設講習会を実施した。
新型コロナ禍の対応として、講習会への参加者を約50人に抑えた(県土整備部職員、市町村職員、当協会員ら)。真下建設が応急組立橋の概要を説明した後、現地で架設を実演した。
応急組立橋は、支間長16mから2mピッチで44mまで架設が可能。主構の連結は、ピン連結となっているため、組立・解体が簡易であり特別な技術は必要としない。部材の大きさを長さ8m以下、幅2.3m以下、最大重墨3t以下としているため、輸送が安易に行える。
平常時は、規定条件を満たすときに限り、橋梁の架替え工事のための仮橋として使用することができ、災害時は県土整備事務所長が速やかな道路の復旧が必要と判断した場合に使用することができる。
建設業労働災害防止協会埼玉県支部は2月10日午後3時30分から、川越市の川越氷川神社で安全祈願祭を行った。決意を新たに安全への取組を進めることなどを誓った。祈願祭には、島村支部長のほか当協会の伊田会長らが出席した。コロナ禍に配慮して直会(なおらい)は行わず、本殿での玉串奉納などを実施した。
祈願後に本殿前で(写真撮影時のみマスクを外しています) |