埼玉県企業局(高柳三郎公営企業管理者)は11月27日午後1時30分から、「令和2年度埼玉県企業局優秀施工業者等表彰式」を知事公館で開き、令和元年度に完成した273工事(推薦17工事)の中から施工管理、施工条件、施工技術に優れた6工事の施工会社6社と6人の技術者を表彰した。会員企業からは5社・5人が受賞した。
高柳公営企業管理者は、「日ごろから技術者の育成、より良い現場環境の整備、技術力の研鑽に努めていただき感謝している。安全安心な水を供給し、県内経済活動を活性化させるためにはインフラ整備が欠かせない。今後とも県と地域建設業が互いに発展していくことが県民へのサービス向上となる」と受賞者の労をねぎらった。受賞者代表挨拶では、島村工業の島村代表が、「今後も研鑽を積み、栄誉に恥じぬよう努める」と決意を述べた。
会員企業の受賞工事と技術者は次の通り(敬称略)。
当協会と建設マニュフェスト販売センターの主催(建設六団体副産物対策協議会共催)で令和2年度建設廃棄物の適正処理に係る講習会〈実務者向けの基本的な内容〉が12月2日午後1時から、建産連研修センター200会議室で開催され、38人が参加した。
第1部では、大成建設の佐久間裕子安全本部環境部課長が「環境関連法体系と建設廃棄物及び排出事業者責任について」、第2部では、日建連環境委員会の田邉貞幸建築副産物部会副部会長が「建設リサイクル法及び廃棄物の委託処理について」、第3部では建設マニュフェスト販売センターの戸田伊作総務部長が「(主に建設系紙)マニュフェストによる管理について」と題して講演した。講演の間には、建設マニュフェストA票の記入演習も行われた。