一般社団法人埼玉県建設業協会

トピックス 2020年12月号

令和2年度技術発表会開催
優れた技術13事例を発表

 令和2年度技術発表会が2年11月12日午後1時から、大宮ソニックシティ・小ホールで開催され、土木工事6事例、建築工事6事例、特別参加1事例(埼玉県県土整備部)合わせて13事例が紹介された。国土交通省関東地方整備局と埼玉県が後援。埼玉県市長会と埼玉県町村会が協賛した。
 今年で22回目を迎えた発表会では、新型コロナウイルス感染症対策として参加者を約220人に抑えた。国、県、市町村など公共工事発注機関の関係者をはじめ、各会員企業を前に、これまで培ってきた高度な技術力、施工力などが披露された。また、ロビーのパネル展示で技術力を示した。
 主催者の伊田会長は、「新型コロナ禍であるが、感染症対策に万全を期して開催することができた。我々地域建設業者は地域の安全安心を支える重要な役割を担っている。当協会では、協会員の技術力向上に資するため、技術委員会を発足させた。本日の技術発表会は、この技術委員会が努力を重ねた結果だ。会員企業は更なる技術力の向上に努め、地域社会に役立てるよう邁進する決意だ。地元建設企業への一層のご理解とご協力をお願いしたい」とあいさつした。また、後援者の関東地方整備局の田中倫英大宮国道事務所長と埼玉県県土整備部の北田健夫副部長がそれぞれあいさつし、働き方改革に通じる技術力の向上に期待を寄せた。
 技術委員会の齊藤委員長の挨拶で閉会。発表会終了後は、伊田会長から発表会員企業12社に対して表彰状と記念品が贈呈された。

ロビーに施工例を展示
ロビーに施工例を展示
発表者を表彰
発表者を表彰

発表事例

【特別参加】

【土木】

【建築】


令和2年度埼玉県優秀建設工事施工者表彰式
会員企業 の17工事などが受賞

 埼玉県は11月12日午前10時30分から、知事公館で「令和2年度埼玉県優秀建設工事施工者表彰式」を開催した。
 県は、令和元年度に完成した2222件の工事のうち、審査対象の829件(土木部門636件、建築部門49件、設備部門144件)から、優秀賞11工事、特別奨励賞10工事を選出。大野知事がそれぞれに表彰状を手渡した。なお、受賞21工事のうち、土木部門、建築部門の計17工事(1JV含む)すべてが当協会会員企業の施工。
 大野知事は、「これからも先頭に立って建設業のすばらしさを伝え、後進の育成に努めてほしい」と受賞者を讃えた。受賞者を代表して、守屋八潮建設の山口社長が「変化する社会の要請に応え、地域のために精進する」と謝辞を述べた。
 受賞した企業は次のとおり。

【優秀賞】

土木部門

建築部門

設備部門

【特別奨励賞】

土木部門

建築部門

設備部門

大野知事が表彰状を手渡した
大野知事が表彰状を手渡した

当協会協賛
建設業経理事務士特別研修(3級)開催

 当協会協賛(建設業振興基金主催)による令和2年度建設業経理事務士特別研修(3級)が、11月4日から6日にかけて建産連研修センター101会議室で開催された。最終日に検定試験を実施した。合格者には3級建設業経理事務士の合格証書が交付される。
 1日目の講習は午前9時30分に開始、休憩を挟んで午後5時に終了した。2日目の講習も同様。3日目は、午前9時30分に開始、休憩を挟んで午後2時20分に終了し、2時30分から4時30分まで検定試験を行った。講師は税理士の松澤敏幸氏が務めた。
 4級建設業経理事務士有資格者を対象に実施。建設工事の施工工程で発生する取引や、一般的な商取引に係る記帳処理上の問題点を解き明かすとともに、建設業の決算について、実務を踏まえた例題を多数用いて解説した。 特に重要な建設業の原価計算の基礎をこの段階で確実に理解するための講習となっている。

▲ページTOP