管内の建設業における平成29年1月1日から同年6月30日までの労働災害による死傷者数は243名に達しており、平成28年同時期の203名に比べ全体で40名(19.7%)増加しています。
また、墜落・転落による死傷者数は88名と、建設業全体の死傷者数の36%と多くを占めているだけではなく、前年同時期60名から28名(46.77%)の大幅増加となっています。
さらに、墜落・転落に至った起因物の割合を見ると、はしごなどが31%ともっとも多くを占め、続いて屋根・はり・もや・けた・合掌が13%、足場が11%となっております。
県内の建設業労働災害を滅少させるため、貴団体におかれましては、参加会員企業の災害防止対策の取り組みを一層強化していただくよう特段のご配慮をお願い申し上げます。