一般社団法人埼玉県建設業協会

告知 2017年5月号

告知板

埼玉労働局長

建設工事従事者の安全および健康の確保の推進に関する法律の施行について

 3月16日より施行された同法は、建設工事従事者の安全と健康の確保に関し、基 本理念を定め、国、都道府県、建設業者などの責務を明らかにするとともに、安全・ 健康の確保の推進に関する施策の基本となる事項を定めるものです。
 今後、政府としては、同法第8条の規定に基づき、基本計画を策定し、関連施策を 総合的かつ計画的に推進していくこととしています。
 貴団体におかれましては、会員に周知いただくとともに、取り組みの推進と国・都道府県が実施する関連施策へのご協力をお願い申し上げます。


陸上貨物運送事業における荷役作業の安全対策の推進について

 陸運業における労働災害防止対策については、第12次労働災害防止計画において、平成29年度末までに休業4日以上の災害発生件数を24年度比15%以上減少させることを目標としていますが、2月末速報値では、目標値に対して20.1%の増加となっており、今後相当の努力をしなければ達成は極めて困難な状況となっております。
 荷役5大災害といわれる①墜落・転落②荷崩れ③フォ−クリフト使用時の事故④無人暴走⑤トラック後退時事故が約80%を占めることや保護帽の着用など、荷役ガイドラインに示されている基本的な措置事項が実施されていないことが明らかになりました。
 これらを受け、陸運事業者と荷主が特に重点的に確認・実施する事項をまとめましたので、会員企業への周知・徹底をお願いいたします。


「STOP熱中症ク−ルワ−クキャンペ−ン」の実施について

 熱中症の予防を図るため、日本工業規格に準拠したEBGT〔暑さ指数)測定器の普及を図るとともに、職場における対策の徹底を図ることを目的に標記キャンペーンを実施することとしました、実施期間は5月1日から9月30日まで、4月が準備期間、7月が重点取組期間となっております。

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