当協会は7月26日午後1時30分から、埼玉建産連、東日本建設業保証埼玉支店との共催により、「建設業経営講習会」を建産連研修センター101会議室で開催、会員企業の経営者・経営幹部など約30名が受講した。
同日は、「魅力ある職場・現場で将来の担い手を確保する」をテーマに、建設経営サービス提携講師の小澤康宏氏が約2時間にわたって講演した。
小澤講師は「今、若い人材が、建設業に入職したいと思う割合が減少の一途をたどっている。その理由には、①収入の低さ②仕事のきつさ③休日の少なさ④作業環境の厳しさなどが挙げられる。公共事業の影響を強く受ける企業は、特に、若い人材を採用することが難しく、たとえ入職させても離職のリスクが高く、将来の担い手が確保できない状況にある」として、若手に魅力を持たせる職場・現場にするための取り組みと、若手を受け入れる側の意識変革と対応、若手への技術習得の場づくりなどについて解説を行った。
平成28年度公共建築工事の積算講習会が7月27日午前10時から、建産連研修センター大ホールで開催され、約80名が参加した。
当日は、経済調査会の講師により①公共建築工事に関する最近の動向②平成28年度公共建築工事積算基準③公共建築工事内訳書標準書式④耐震改修工事費(躯体・内装)の算出例⑤公共建築工事費算出⑥公共建築工事積算演習と解説(工事費を構成する各細目単価の辞令についての演習)などのプログラムが解説された。
同講習受講者には、「建築士会CPD制度」プログラム認定5単位、「建築CPD情報提供制度」プログラム認定5単位、「土木施工管理CPDS認定講習」5単位が付与された。
平成28年度建設廃棄物の適正処理に係る講習会が7月27日午後1時から、建産連研修センター200会議室で開催され、約100名が参加した。
当日は、①環境関連法体系と建設廃棄物と排出事業者責任について②建設リサイクル法についておよび廃棄物の委託処哩について③マニフェストによる管理について(紙マニフェスト)など、実務者向けの基本コースが解説された。
なお、同講習受講者には土木CPDS認定講習4ユニットと建築CPD認定講習3時間が付与された。