一般社団法人埼玉県建設業協会

全建だより 2015年9月号

■元請負人および下請負人の間での労働災害防止対策の実施およびその経費の負担者の明確化に係るパンフレットの作成について

 建設業におれる労働災害の防止を図るため、厚生労働省と国土交通省では、改定ガイドラインの概要をまとめた「安全な建設工事のために適切な安全経費の確保が必要です」というパンフレットを作成し、本会に対し周知要請がありましたので、活用について周知方よろしくお願いいたします。


■「斜面崩壊による労働災害の防止対策に関するガイドライン」などの策定について

 厚生労働省では、標記ガイドラインをとりまとめました。同ガイドラインは、点検のより適切な実施方法、施工者が発注者・設計者と協力して斜面崩壊の危険性に関する情報を共有するために実施することが望ましい方法と、それらの留意事項をとりまとめたもので、普及・定着、労働災害防止対策の推進を図るよう依頼がありました。
 併せて、「斜面の点検者に対する安全教育実施要領」の策定についても周知の依頼がありました。


■鉄骨政策着手前における適正な契約条件による契約締結の履行などについて

 鉄骨建設業協会と全国鐵構工業協会では、建設需要の増大が見込まれることから、本会に対し鉄骨製作着手前における適正な契約条件による契約締結の履行などについて要望がありました。


■平成27年度(第66回)全国労働衛生週間に関する協力依頼について

 標記について、厚生労働事務次官より本会に対し協力依頼がありました。
 10月1日から10月7日までを本週間、9月1日から9月30日までを準備週間として、「職場発!心と体の健康チェック はじまる 広がる 健康職場」をスローガンのもとに実施されますので周知、ご指導方お願いします。


■下請契約と下請代金支払の適正化並びに施工管理の徹底などについて

 元請下請間においては不適切な取引や下請負人へのしわ寄せの存在が指摘されているとともに、不適切な施工や安全管理の不徹底に起因する事故の発生が見受けられることから、施工管理の一層の徹底が求められているところです。以上を踏まえ、国土交通省から本会に対し、関係法令や指針・ガイドラインなどを遵守するほか、元請下請取引の適正化と施工管理のより一層の徹底に努めるよう依頼がありました。

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