依然として元請下請間においては、不適切な下請取引や下請負人へのしわ寄せが存在すると指摘されているとともに、不適切な施工や安全管理の不徹底に起因する工事現場における事故の発生が見受けられ、建設業における労働災害も増加傾向にあることから、施工管理の一層の徹底が求められているところです。
以上を踏まえ、国土交通省から本会に対し、関係法令や指針・ガイドラインなどを遵守するとともに、元請下請取引の適正化と施工管理のより一層の徹底に努めるよう依頼がありました。
国土交通省土地・建設産業局建設業課長より、標記についての周知依頼がありました。元請負人と下請負人の関係に係る留意点が中心となっておりますが、会員の皆様には 発送済みです。
標記事故が、今年10月末時点で、既に88件発生していることから、国土交通省より、的確な対応が図られるよう周知依頼がありました。