平成25年の職場での熱中症予防対策の重点的な実施について
平成24年の熱中症による死亡者数は21人と多くの方が亡くなっており、基本対策で示している熱中症予防対策の的確な実施が必要です。
さらに、平成25年の暖候期(6〜8月)は、平年より高めの気温となることが予想されているほか、計画停電は回避されたとはいえ、夏の電力需給逼迫の恐れもあることから、屋内の熱中症発生も懸念されます。
以上を踏まえ、平成25年は、基本対策のうち建設業では特に次の事項を重点的に実施することとしました。
(1)事前にWBGT予測値、高温注意情報などを確認し、作業中に基準値を超えることが予想される場合には作業環境管理の見直しとともに、連続作業時間を短縮し、長めの休憩時間を設けること。なお、7・8月の14時から17時の炎天下などで基準値が大幅に超える場合には、原則作業を行わないことも含め作業時間の見直しを行うこと。
(2)作業者に対して日常の健康管理について指導するほか、朝礼などで異変が見られる作業者については、作業場所の変更や作業転換などを行うこと。
(3)水分および塩分の摂取確認表を作成する。朝礼などで注意喚起を行うとともに、頻繁に巡視を行い確認すること。
(4)高温多湿作業場所で初めて作業する作業者については、熱への順化期間を設けるなど配慮すること。順化期間については、7日以上かけて熱へのばく露時間を次第に長くすること。
建設工事現場における熱中症予防について
5月28日17時以降、翌日または当日の最高気温が概ね35℃以上になることが予想される場合、気象庁から「高温注意情報」が発表されることとなりました。
また、高温注意情報の発表と併せ同日から 気象庁ホームページに主な地点の気温予想グラフが掲載されるなど、熱中症予防に対する情報発信が始まります。
ついては、これらの情報を注視し、工事現場における作業員の健康管理と安全の確保に努め、安全衛生管理の徹底を図ることを貴会会員に周知されますようお願いします。
「夏のライフスタイルキャンペーン」への協力について
冷房の使用によりエネルギー使用量が増える夏に、県では標記のキャンペーンを行っています。また、当キャンペーンの一環として、簡単なチェックシートで1日省エネ生活に取り組む「エコライフDAY埼玉2013(夏)」と、7月・8月の家庭の電気とガスの使用量の削減にチャレンジする「家庭の電気・ガスダイエット」を実施し、参加者の拡大を図っています。
つきましては、貴団体におかれましても、夏の温暖化対策および節電の実践に努めていただくとともに、会員への周知にご協力くださいますようお願いいたします。
旭川圏建設業ビジネスマッチングイベント参加の呼びかけについて
北海道では冬期間に離職を余儀なくされる労働者(季節労働者)が約8万5千人おり、建設業が約6割を占めています。
このため、当協議会では厚生労働省の通年雇用化支援事業を活用し、事業主や季節労働者に対する各種支援事業を実施しています。
この度、旭川圏の3協議会が共同で本州の建設企業と北海道の建設企業とのマッチングイベント(商談会)を企画し、参加される企業様を募集しています。
連絡先 | 旭川市経済観光部経済総務課内 上川中部季節労働者通年雇用促進協議会 |
電話 | 0166-26-3601 担当 高橋 |