青年経営者部会(関根勇治部会長)は5月30日午後5時から、大宮サンパレスで平成25年度通常総会を開催、役員改選を行い、関根部会長の再選を決めた。
開会に先立ち挨拶に立った関根部会長は、「アベノミクス効果で景気も上向いており、建設投資の見直しも行われようとしているようだが、実感が無いというのが現実だ。低価格受注、利益率の減少など経営を取り巻く環境は依然として厳しく、これらを背景に技能労働者不足が大きな問題となっている。公務員やハウスメーカーなどに流れているようだが、土・日・祝日も現場稼働することで人気が低く、福利厚生の充実や賃金の向上の必要性が求められている」と指摘、「各種事業を推進する中でこれらにも取り組んでいきたい」と述べ、会運営に対するさらなる協力を要請した。
議案審議では、平成24年度事業報告・収支決算と25年度事業計画・収支予算など上程した議案をすべて原案どおり承認・可決した。
役員改選では関根部会長の再選を決めたほか、副部会長に島田賢一氏(島田建設工業)、松永大祐氏(松永建設)、平岩敏和氏(平岩建設)の3名を新たに選出した。
また、24年度をもって卒業する`島一弘氏(ハイシマ工業)、内藤 稔氏(内藤建設工業)、織田 一氏(織田)に記念品が贈られたほか、新入会員として片山雄一郎氏(カタヤマ)、本間睦人氏(清和土木)、田山圭一氏(太陽建設工業)、鈴木宏昌氏(鈴木土木)、三上裕司氏(三上工務所)、姉崎祐二氏(姉崎興業)、瀧口幸寿氏(滝口興業)の7人が紹介された。
総会終了後の懇親会には、真田晃宏・大宮国道事務所長、県から荻野隆一・建設管理課長が、当協会からは真下会長、島田、伊田副会長が来賓として出席、「切磋琢磨しながら、時代に即応した想像力を発揮し、これからの県土づくりに活躍されることを期待する」祝辞が寄せられた。