一般社団法人埼玉県建設業協会

全建だより 2017年9月号

■8月以降における熱中症予防対策の徹底について

 厚生労働省より、7月末までの熱中症報告件数が前年同時期より増加していることなどを踏まえ、8月以降における予防対策の徹底とともに、労働者の熱順化(熱に慣れ当該環境に適応すること)に関し、休暇後、順化の喪失に特段の留意が必要とし、本会に対し協力依頼がありました。


■建築物解体作業における石綿の事前調査の講習会実施について

 厚生労働省より、労働者の石綿ばく露の徹底を図るため、事前調査の精度底上げを目的とした事前調査の講習会と石綿分析の講習会を、宮城・東京・愛知・大阪・広島・福岡で開催することとし、案内・周知依頼がありました。


■労働安全衛生法施行令の一部を改正する政令と労働安全衛生規則の一部を改正する省令の施行について

 厚生労働省より、アスファルトなど10物質とそれらを含有する製剤その他の物質について、譲渡提供する場合のラベル表示、SDSの交付を義務付けるとともに、製造・収り扱いの際のリスクアセスメントの実施を義務付けるなどの改止を行った旨、本会に対し周知依頼がありました。


■「地方公共団体における建築事業の円滑な実施に向けた手引き」について

 国土交通省より、官公庁施設整備における発注者のあり方についての答申と同解説書を補足するものとして、地方公共団体が建築事業を円滑に実施する上での課題や求められる対応、特に設計段階における「コスト管理」や工事の「適正な予定価格の設定」に係る留意点などを取りまとめた、標記手引きを作成したとの通知がありました。

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